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小説


32。



「包帯は痛み止めも兼ねてたんだな・・・」
「試合終わったら言おうと思ってたんだけどね」
 試合終わってすぐに行方をくらました僕が悪かったようです。
 全身ボロボロで教室に駆けつけた僕を見たツボミは、すぐに冷却スプレーのようなものを吹きかけて鎮痛してくれました。ありがとうドラえもん。
 すぐに図書室に戻ろうと思いましたが、しかし教室にいたクラスメイトに捕まってしまいました。
「すごかったぜ、高橋!」「うんうんすごかった!最後も惜しかったしな!」「かっこよかったよ明仁くん!」
「・・・いやぁ、たまたまだよ」
「またまた謙遜しちゃってー」「2組の英雄だな!」
「そんなことないってー」
「あれだけの脚力があったら、野球部でも活躍できるもんなぁ・・・」「いやいや、あの足捌きはバドミントン部でこそ真価を発揮するだろう」「きっとサッカー部にこのまま残れば、権田原監督もレギュラーにさせてくれるかもしれないぜ!」
 ・・・あれ?雲行きが・・・
「科学部には惜しい人材だよなぁあああ!」「男はやっぱり運動部だよなぁあああ!」「っていうかバスケ部だよなぁああああ!」
「ちょ、ちょっと、みんな目がすわってるんだけど・・・!?」
「よっしゃ、我が校の運動部の未来のため、高橋明仁を体育館に連れてくぞーっ!」「「「おおー!!」」」
 駄目です、みんな何かに憑かれたように話が通じません!?
 こうなったら、ドラえもんに・・・!
「おい、ツボミ、あいつらをなんとか・・・・・・、って何を差し出してるんだねキミは?」
「包帯☆」
 忘れてはいけません。こいつは敵ではありませんが、味方でもないのだと。
「ああ!やめろぉ!体育館なんて行きたくない!僕はこれから図書室に行かなくちゃ・・・おい!聞けってば!あああああああ!?」





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