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小説・イジメ解決編


45。



 目を覚ますと、そこは保健室のベッドの上でした。
「あぁ、良かった!目を覚ましたんだね!」
 そこにいるのは‥‥理沙子ちゃん?
 しかし、おかしい。
「今さっきまでハンナちゃんもここにいたんだよ。タオルを取ってきてくれてるの」
 おかしい。今理沙子ちゃんが手を握ってくれています。今までなら飛び上がるほど衝撃的な事態ではないのでしょうか?それなのに‥‥
 どうして、“そこまで嬉しくない”のか・・・・?
 妙なところで動揺していると、保健室の扉が開かれ、タオルを持ったハンナが現れました。
「あ、目が覚めたんですか!?良かった!」
 あわてて駆け寄ってくるハンナが意味なく体に触れてきて、
「教室で倒れてるところを発見されて、かつぎ込まれて来たんですよ?一体、なにがあったんですか?」
 教室で倒れていた?なにがあったか?頭に靄がかかったような感覚。
 おかしいな‥‥なにか、邪悪な笑顔を見たような‥‥
 ‥‥と思考を進めていると、気がつけば理沙子ちゃんによって、シャツのボタンが3つ目まで外されていて‥‥
「ちょっとぉぉお!!?」
「きゃっ!?」
 あわてて胸元を庇うと、理沙子ちゃんとハンナから距離を置きます。ベッドの上なので、30センチくらいしか下がれませんでしたが。
「なにやってるの!?」
「なにって‥‥汗かいてたから、拭いてあげようって‥‥」
「なに言ってるの!?」
 どうしちゃったんでしょうか理沙子ちゃんは!?ハンナもまるで、新種の生物でも見かけたような目になっています。
 そこでふと、露出した胸元に違和感を感じたため目を落とすと、そこには何故か、ささやかな膨らみが。
 そして、まさかと思った“あたし”は、“穿いていたスカート”の中に手を突っ込んで‥‥
「 “ない”!!! 」
 あたしはここでようやく、事態を察するのでした。



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