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オリジナル短編小説

【僕とご主人様の関係】

ニ日目。




 翌日も僕は身体検査を受けましたが、結果は至って良好。よって僕はその日のうちに退院して、家に帰れることとなったのです。
「ただいま帰りました」
 母さんの運転する車で帰宅した僕は、惰性でとりあえずただいまを言って、約3日ぶりの我が家へと足を踏み入れます。この家は賢治さんの買った家なので、鈴村家と言えましょう。3ヶ月前まで苗字が巻咲だった僕としては、まだまだこの家で生活するというのは新鮮な感覚です。
 まだ賢治さんはもちろんのこと、中学生である悟くんや百ちゃんも帰ってきていません。ということは、今日は平日なのでしょう。たった3日とはいえ、なんにもない病室で怠惰に過ごす時間は僕から曜日感覚を奪っていきました。そういえば病気が完治したということは、明日から高校に行くことが出来るということです。もしかしたらもう高校生活は送れないかもしれないと考えていたので、純粋にかなり嬉しいです。今日からは味気ない病院食ともおさらばですし、ゲームだってできるし、友達とメールだってできるのです。こう考えると、学生生活を満喫できるチャンスを与えてくれた司にはいくら感謝してもしきれません。四足歩行くらい受け入れてもよかったかもしれません。
 僕は2階の自分の部屋に行って、ベッドに置きっぱなしにされていた携帯の電源を入れました。するとメールが12通着信しており、その全てが、僕のクラスの担任の先生から聞かされた胃癌という報告を確かめたり気遣ったりするような内容でした。僕はその心遣いに感動して、メールをくれた12人に丁寧な返信を送りました。すなわち、「胃癌だったけどなんか治った」と。直後メールが殺到、その内容は概ね全て同じで、「心配したのに!冗談かよバーカ!くたばれ!」みたいな内容でした。
「いや、それは確かに信じがたい内容ではありますが・・・まさかそんな言われようをするとは・・・」
 お医者様から診断書を貰っておいて正解でした。それでも診断書の内容は、「胃および転移したリンパ節・肝臓の癌、なにもしてないのに3日で完治」というもので、悪質な冗談のようなものなのですが・・・。
 とりあえず携帯を机に置いて、僕は3日ぶりに自分のベッドに横になりました。やっぱり自分の家のシーツと枕ですよね。すごく落ち着きます。
 落ち着きすぎて、ここ3日ほとんど運動もしていないというのに、僕はそのまま眠りに落ちてしまいました。



 目を覚ますと、もう部屋は薄暗くなっていました。時計を確認すると、もう6時になろうとしています。僕はベッドから降りて、1階へと向かいました。
 するとリビングは濃厚なスパイスの匂いに包まれています。どうやら今夜はカレーのようですね。
「あら、今起こしに行こうと思ってたのよ。いいタイミングね」
 母さんがキッチンから話しかけてきました。たったそれだけの些細なことでも、もしかしたら僕は二度と体感することが出来なかったかもしれません。日常にこそ感謝。それがここ3日間で僕の学んだことです。
 そのまま僕はテーブルに向かうわけなのですが、すでにテーブルには2人、着席していました。
 片や銀縁フレームの眼鏡が特徴の少年、悟くん。キリッとしたツリ目が印象的な、僕の義理の弟。
 そしてもう片方、彼の隣に座るのが、今時珍しいツインテールの少女、百ちゃん。おとなしそうなおっとり垂れ目が愛らしい、僕の義理の妹。
 2人ともすでに中学校の制服は着替えていて、今は部屋着になっています。悟くんは学校指定のジャージですが、百ちゃんは普通に外を歩いてもおかしくないような私服姿です。一度家に帰ってから、またどこかに出かけたのでしょうか?
 とりあえず、2人に謝らなければいけませんね。
「どうもこのたびはご迷惑をおかけしました。今後はこのようなことが無いよう、きちんと健康管理に気を配りたいと思います」
 僕が頭を下げると、悟くんが首を横に振りました。
「いえ、無事ならなによりです、言うことはありません」
 そう言って悟くんはチラリと百ちゃんの方に視線をやります。なにかの合図なのかと思って僕は百ちゃんに注意を向けましたが、結局すこし口を開きかけただけで、何かを言うということはありませんでした。一瞬、なにか話しかけてくれるのかと期待した僕がナルシストでした。そうですよね、百ちゃんが僕に声をかけてくれるなんてありませんよね。僕の目の前のティッシュを、わざわざ立ち上がって取りに来るくらいですもんね。
 僕は2人の正面の椅子を引いて腰を下ろしますが、ここは位置的にテレビに半ば背を向けるような席なので、椅子の背もたれに片肘を乗せる体勢になります。今の時間はどうやらアニメがやっているのですが、僕は見たことがないものだったのでストーリーがわからず、なんとなく声優の演技力と背景の描写に着目して時間を潰していました。エンディングは出演した声優さんが歌っているらしいのですが、最近の声優さんは歌が上手いですね。
 そうこうしているうちにカレーが完成しました。賢治さんは帰るのが夜中の11時くらいになるので、先に僕たちでいただくことになります。
「いただきます」
 僕は心の中で、カレーに使われたであろう材料たちの加工前の状態を想像して、彼らの死に感謝を捧げてスプーンを取りました。そして一口。
「美味しいです。特にこのところ味気ないものばかりだったので」
 母さんは微笑みながらも、
「そういえば胃を悪くしてたのに、刺激物なんか食べて大丈夫かしら?」
 と僕を気遣う言葉をくれました。
「大丈夫ですよ。変に気にする方が良くないと思いますよ」
 やはり家庭の味が一番ですね。特にカレーは、辛さが家庭ごとにそれぞれですし。母さんが再婚してからはすこしカレーが甘くなったような気がしますが、きっとそれは悟くんや百ちゃんのことを思っての味付けなのでしょう。そう思うと、味わいもまた変わってくるというものです。
「明日からまた高校に行こうと思いますが、いいですよね?」
「朝になっても体調がよかったらね」
「ええ、それはもちろん」
 体調が悪くなる時、それは僕が死ぬ時なのですが。
 ふと気が付くと、悟くんが僕の顔に視線をやっていました。
「お兄さん、なんだか嬉しそうですね」
「・・・そうですか?」
「ええ、よほど学校に行けるのが嬉しいと見えますね。ボクなんてしょっちゅう、休みたいと思うときがありますけどね」
 僕はわずかに苦笑して、
「僕もそんなところですよ。ただ、しばらく学校から離れてみると、不思議と学校に行きたくなるものです。夏休みとか、そういった経験はありませんか?」
「なるほど言われてみれば。まぁボクはともかく・・・百はクラスのムードメーカーなのでなかなか休めないでしょうけどね。そうだろ?」
 突然話を振られた百ちゃんは、かなり驚いているようでした。しかし驚くといえば、僕もそれなりに驚いているところです。僕は百ちゃんと会話が全くないので、彼女が喋るという印象があまりなかったのですが・・・学校ではよく喋るのでしょうか。
 母さんが冗談めかした風に、
「叶がいないと、百ちゃんも結構話すのよ?あんた、百ちゃんに何かしたんじゃないの?」
 などと言い出すと、なぜか悟くんの表情が変わりました。え、僕なにかやったんでしょうか?
 しかし母さんの言うことには心当たりはありませんが、なんとなく僕の中で答えは出ています。
「何かやった覚えはないのですが・・・しかしですね、ほら、なんとなく気に食わない顔ってあるでしょう。特になにか因縁があるわけではないけれど、なんとなく嫌いなやつとか。それがたまたま義理の兄だったとしても、おかしくはありませんよ」
 僕がそう言うと、ムキになったような様子で悟くんが身を乗り出して声を張りました。
「いえ、そんなまさか。お兄さんの顔が気に食わないなんて人はいませんよ。百はすこし、人見知りなところがありますから、まだ馴染んでいないというだけでしょう」
「なんだか、気を遣わせてすみません」
「・・・そういうわけじゃ・・・」
 しかしやはり、母さんのような年齢の離れた同性ならともかく、やや年齢の近い見ず知らずの異性が突然一つ屋根の下となれば、それはこうなっても仕方ない気はします。嫌悪感を感じられても、僕はなにも文句は言えません。
 僕は最後の一粒まで完食したお皿にスプーンを置いて、席を立ちました。
「ごちそうさまでした」



 明日退院することになった場合、夜の10時に家から一番近い公園で待ち合わせをしよう。それが前日に取り決められていた約束でした。
 夜の公園のベンチで体育座りをしながら街灯に照らされているのは、ほんのり栗色のボブカットに昨日とはデザインの異なる白いワンピースを纏った少女、司です。
 僕は公園を突っ切って、少女の座るベンチへたどり着きました。彼女のジェスチャーに従い、隣に腰を下ろします。
「ふん。今日も時間ちょうどか。律儀なヤツめ」
「ポリシーだからね」
 危うく一瞬丁寧語を使いそうになりましたが、ギリギリ不自然じゃない程度に修正できました。
「・・・携帯は持ってきたのか?」
「もちろん」
 それも前日に話していたことでした。これから会うのがすこし難しくなるかもしれないので、連絡を取り合うために携帯の番号とアドレスを交換しておこうという話になったのです。
「僕が学校から帰って地元駅に着いたら電話する。好きな場所を言ってくれればそこまで向かうし・・・休みの日はどこかに連れてってもいいよ」
 番号を交換して、なぜかにやけて画面を見つめていた司は、僕の言葉にハッとして、
「ふん、私を差し置いて仕切るんじゃない、このペット風情が!」
 といきなり怒り出しました。あ、まだペットだったんですか、僕。
「・・・。まぁ、駄犬だと思っていたが、休日に一緒にどこかに行こうというその心意気は評価してやらんでもない」
 そう言って、僕から顔をそらして正面を向く司。ご主人様が喜んでくれたみたいで、僕も感無量ですよ。・・・主従関係がお望みなら、どうして僕にタメ口を強要なんかしたんでしょうか。
「ふむ。ならば『仕事』は平日の昼間に集めるとしよう・・・。ご主人様がそこまで気を回すのだ、貴様もなるべくまっすぐ帰って私といられる時間を長く取る努力を怠るでないぞ」
「わかったよ。運良く部活なんてやってないからね。学校が終わったら、何時ごろに帰れそうかっていう予想の時間をメールするよ」
「良い心がけだな」
 小さな腕を組んで、満足げにうなずく司。
「ところで高校というのは、授業中に電話をされても困らないのか?」
「いや、没収されないまでも、周りから白い目で見られるかな・・・。急用なら仕方ないけど、よっぽどじゃない時は12時半から1時までの昼休みに電話して」
「そうか」
 携帯のメモ帳にどうやら僕が言ったことをメモしているらしい司。僕を律儀と言った彼女ですが、ペットのためにそんなに一生懸命になる彼女の方こそ律儀な気がしてなりません。けどそんなことを言ったら、次会ったときに首輪を装着されかねないので、僕はその感想を飲み込みました。僕の命は彼女の手の中ですからね・・・。
「・・・よし。さて、もう決めておくことはないな」
 真っ白な少女は携帯を折りたたんでポケットにしまうと、なんとはなしに夜の公園に視線を投げています。僕も特に話題が思いつかなかったので、ただなんとなく時間が過ぎるのに身をゆだねていました。
 そして、なんとなく考え付いたことをポロっと漏らしてしまいました。
「なんか恋人みたいだね」
 僕がそう言った直後、突然隣の少女の腕がこちらに伸びて、ヘッドロックを極められてしまいました。
「うぐぐぐごごがががっ!? し、失言でしたッ!!」
「・・・・・・。失言ではない」
 それは、やってる行為とは裏腹な、少し優しげな声色でした。そしてだんだんとヘッドロックは緩んでいき、しまいには司が僕の頭を抱きかかえるような状態に収まりました。
「ただし恋人ではない。それ以上だ」
「・・・ご主人様とペット?」
「かもしれんし、そうでないかもしれん。とにかく、恋人以上だ」
 彼女は僕の頭を抱えたまま、ゆったりとした語調で続けます。
「貴様は・・・叶くんは、私がいなければ死ぬので困る。私は、叶くんがどうしても必要だ。互いに互いを、絶対に欠かせないと思っているではないか」
 言い終えると、ゆっくりと僕の頭を解放する少女。
 その表情は清清しさに満ちていました。
「せいぜい私の想いを裏切らぬことだ。命が惜しければ」
 そう言って、再び僕の顔を小さな両手で引き寄せる彼女の微笑は、最初に出会った時に見せてくれたような、美術品のような美しい微笑みでした。
 そして・・・



 家に戻ると、すでに賢治さんが帰っていました。
「やぁ、叶くん。こんな時間に散歩かい?」
「は、はい、まぁ」
「うん、たまにはいいものだよね。けれどなかなか帰らないと心配するからね、あまり遠くには行かないでくれよ?」
「すみません」
 僕に優しい笑顔を見せて、すでにスーツから着替えた賢治さんは、温め直した母さんのカレーを口に運んでいました。対面に座る母さんに、美味しいよ、とか、最高だとか言いながら食べているのを見て、やはりまだまだ新婚さんなんだなと思いました。そして野暮はすまいとさっさと僕は自分の部屋に引っ込んだのですが、そこには予想だにしない光景があったのです。
「・・・・・・。やぁ。・・・えぇと、なにをしてるんだい、百ちゃん」
「・・・・・・」
 僕の部屋のベッドにちょこんと座っているのは、何があっても僕の部屋に入るようなことはないだろうと思われた、あの百ちゃんだったのです。いつもはツインテールにしている髪を、寝る前だからなのか下ろしていて別人のような印象です。ピンクのパジャマも可愛らしいのですが・・・しかし一体これはどういったことでしょう。もしかして悟くんとケンカをして・・・? いや、新手の罰ゲームかもしれません。なにかの賭けで負けた百ちゃんは、僕が来るまで僕のベッドに座って待っていなければいけない、とか。なんて残酷な罰ゲームなのでしょう。悟くんは鬼か悪魔の産み落とした子供なのでしょうか!
「悟くん! 百ちゃんになんてことをするんですか! 百ちゃんがなにをしたのかは知りませんけど、僕の部屋に追いやるなんて、そんな残酷なことをするとは! それでも双子の姉弟ですか!?」
 僕は憤りに任せるままに悟くんと百ちゃんの部屋に乗り込みます。しかし逆に、
「お兄さんは本当に馬鹿ですねっ! それは百の意思ですよ! きちんと2人で話し合ってみてください!!」
 即追い出されました。
 渋々僕の部屋に戻ると、百ちゃんは俯いてしまっていました。これは本当に百ちゃんの意思による行動なのでしょうか。もしかして百ちゃんが僕と会話したがらないことを利用して、苛められてることを僕にチクれないだろうという悟くんの策略なのでしょうか。
 とりあえず、百ちゃんには可哀想ですが、話を聞かないことにはどうしていいかわかりません。
「あの・・・百ちゃん?」
 僕は腫れ物に触るようなソフトタッチ具合で、百ちゃんに話しかけます。とりあえず、適切だと思われる3メートルほどの距離をキープして。
「なにか、あったんですか? もしかして、今日の僕になにか不備がありましたでしょうか? それならすぐに謝罪を・・・」
「い、いえ!」
 僕はかなり驚きました。喋るように促したのは僕でしたが、まさか返事をしてくれるとは思わなかったのです。きっと無視され続けるのだろうと覚悟をしていただけに、彼女の返事は僕には衝撃的でした。
「そ、そうですか・・・。じゃあやっぱり罰ゲームなんですね、よかった。僕の部屋に行けなんて、そんなえげつない罰ゲームは二度とやらせないように、悟くんはあとで叱っておきますね」
「そうでもなくって・・・!」
 久しぶりに聞く百ちゃんの可愛らしい声は、すでに震えていました。しかし一生懸命になにかを決意した目で僕を見据えて、口を開きます。
「お・・・おにいちゃんは、誤解してるみたいだけど、あたしはおにいちゃんのことが嫌いとかじゃありません・・・!」
「・・・・・・。ええええええ!? なんですってぇ!!?」
「・・・本気だったんですね、やっぱり」
 百ちゃんは静かに目を伏せて、ため息をつきました。
「はぁ、出会って初日でいきなり無視され続けたので、てっきり・・・」
「無視じゃないんです! あの、実はあたし、恥ずかしくって・・・」
「ええ、僕と話すのは恥ずかしいですよね」
「じゃ、なくって!」
 僕は神妙に頷きますが、百ちゃんは思わずベッドから立ち上がってまで否定しました。
「・・・あたし、弟とパパ以外の男の人に耐性がなくって、どうしたらいいかわからなくって、それで頭の中が真っ白になって、何も言葉を返せなかったんです」
「しかし、クラスではムードメーカーだと、悟くんが・・・」
「クラスの男子は、ばかで子供だから・・・変に気負わないで済むんです。でも、おにいちゃんは大人だから・・・パパくらい明らかに大人じゃないのに、未成年なのに、大人な雰囲気だから、なんだか気後れしちゃって・・・」
 俯いて、再びベッドに腰を下ろす百ちゃん。僕は、そういうことだったのか、安心した心地で彼女の3メートル圏内にゆっくりと入っていきました。
「そうだったんですか。勝手に誤解してしまって申し訳ないです」
「い、いえ、こっちこそ、紛らわしいことをしちゃってごめんなさい!」
「でも、変に気を遣うことはありませんよ? 男なんてみんなバカばっかりですからね。僕も、百ちゃんのクラスの男子と同じようなことを言って同じようなことをしてますよ、きっと」
「そ、そうなんですか? じゃあ、下ネタとか言ったりするんですか?」
「・・・? 下ネタ?」
 僕がきょとんとしていると、百ちゃんは顔を赤くしながら勢いよく立ち上がりました。
「な、なんでもないです! 忘れてください!!」
 そうは言われても、そこが今の僕らの歩み寄りの唯一の鍵なのです。追求しないわけにはいきません!
「下ネタって、具体的にはどんなことを言うんですか?」
「え、あ、えっと、その・・・!?」
「どうしました、言ってください! なるべくそういった言葉を言ったりして親しみやすいように気をつけていく所存ですので! さぁ!」
「あ、あにょ、そのですねっ・・・!? ぉ・・・ん・・・とか」
「なんなんですか!? よく聞こえません! もっと大きな声で聞かせてください!」
「ぉ、ぉ、お・・・!」
 百ちゃんがそれを言う直前、僕の部屋での異変を感じ取った悟くんが部屋に飛び込んできて百ちゃんの口を塞ごうとしましたが、ぎりぎり間に合わず・・・、鈴村家全域に響き渡った言葉、「おちんちん!」が、しばらく百ちゃんを睡眠不足に陥らせたのでした。
 そしてその日、僕は百ちゃんに口を聞いてもらえませんでした。


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